原点。
先週末、子供達の運動会がありました。
息子にとっては保育園最後の運動会。
彼も期待と不安を併せ持っていたようで、
ちゃんと出来るようにおまじないして❤️
と私に言って来ました。
申し分ないくらいいい天気で、
過去2回の運動会よりもいい気候でした。
彼が一番気にしていたのはリレーでした。
息子はリレーのアンカーで
練習では一番仲良しのAくんにいつも勝てない。
本番では勝ちたい、と言っていました。
本番。
実は私も緊張していました。
息子は割と繊細な性格なので、
失敗したら大丈夫かな、と密かに心配でした。
それがいいのかどうか、、、。
結果。
彼のチームは息子にバトンが渡った段階で負けていました。
でも、息子は一生懸命前を向いて走り出したました。
ところが、、、
気持ちがスピードに乗り過ぎたためか
カーブを曲がりきれず転倒。
そのまま差がついたまま、ゴール。
多分ですが、
コケなければ接戦に違いなかったと思います。
勝負は勝負。
残酷かもしれへんけどこれが現実。
彼がこけたとき、会場の空気が変わったのが忘れられませんでした。
それくらい白熱した瞬間でした。
私は正直胸一杯でした。今思い出しても泣けて来ます。
でも、彼は泣かなかった。
実は、、、
ゴールした後、砂埃が立って息子の目に入って、
目を擦っている姿を見て、
彼が悔し泣きをしてるいる、と思った人が多数いました。
身内ですら、そう思っていたくらいでした。
でも、実際は違いました。
彼は泣くこともなく、、、
その後勝ったチームにちゃんと拍手をしていました。
後で聞いたらリレーで転けたのは悔しいけど、玉入れでは勝ったからいいねん!
って言うてました。
また、年長クラスの見せ所では
跳び箱、鉄棒、竹馬とあるのですが
跳び箱6段を颯爽とやってのけてくれました。
鉄棒では逆上がり、
竹馬では完走。
全てがパーフェクトでした。
6段跳べたから凄いとか、そうじゃないんやけど、
あまりにも子供の成長を体感できて、
会場はみんな年長クラスのを見ていて泣いていました(笑)
あ、これはリレーね!
その後、帰宅して公園に行きました。
いつもは高くて出来ない鉄棒で逆上がりが
できたんです。
それも何度も。
彼が今まで何度も挑戦してはできない、のを
繰り返し見ていましたが、
くるんと回る瞬間を目の当たりにしました。
私はそこでハッとしたんです。
ほんまにやり遂げたいことって、
無我夢中でやる。
脚を鉄棒にぶつけて青タン作っても
鉄棒から落ちても、
出来そうなとこで出来なくても諦めない。
これって、どんなことでも当てはまるよな、って。
何かを成し遂げる原点、って
これなんやな、と。
息子に改めて大事なことを教わった一日でした。
ありがとう。
最高の1日を一緒に居られてよかったです。
母ちゃんに思い出させてくれてありがとう。
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