王羲之から空海へ
只今、大阪天王寺にある
大阪市立美術館で開催中の
王羲之から空海へ
の展示会に行って来ました😊
昨日、たまたま地下鉄のポスターを見て、
鳥肌が立ってしまって。
日によっては2時間待ちというほど人気らしく、
早めに行けば大丈夫やろ、と
10時半前に着いたのですが
1階の王羲之の書はめちゃくちゃ人が多く
ほとんどちゃんと観られず😭
流れるようにさら〜っと見て来ました❤️
恥ずかしながら
王羲之という書家であり政治家である
有名なこの人を知らなくて、
直前に調べたら
(しかもウィキペディア笑)
相当すごい方なんですね!!
書聖と言われるくらいで、
日本の書道に未だに多大なる影響を与えているそうで。
だからなんでしょうね、
皆さん、列を成して順番に食い入るように
見ておられました。
私は書道をしているわけでも
仏教徒でもないのですが、
王羲之という人の文字には確かに
凄みがあるように思いました。
エレガントなんですが、
パワフル!
そして2階には
空海を始め、
有名な一休さんや良寛といった僧の書、
また有名な
それこそ歴史や国語で習った
歌人の書が展示されていました。
一通り見て感じたこと。
字はやはりその人の
その時を表しているんやなぁ、と。
同じ人でも楷書にもよるんでしょうが
真っ直ぐ書いているときもあれば
斜めになっているときもあるし、
すごく丁寧に書かれているときもあれば
物凄く大胆に、
殴り書きのような強さになっていたり。
面白いですよね。
私たちも文字を教科書のお手本をみて
習ってきたはずなのに
皆、違う。
そして、心境によっても
キレイに書けるときもあれば
全く書けないときもある。
携帯やパソコンの時代だからこそ、
手書きって凄く大切なんやなぁ、と。
書もそうですが縦書きですよね。
国語は縦書き。
私は、大切な想いの時ほど
縦書きにしたらいい、と昨年
大切な方に教わりました。
なので、なるべく心に留めたいときには
縦にメモをとります。
そういう理由から名刺も縦書きにしました。
でも、日常では
横書きがほぼ主流になってきている。
大切な人への手紙も皆さん、横書きなんじゃないかな。
なので最近はビジネス的な手紙はすべて縦書きにしています。
大人の方にしてみたら、
何言うてんねん💦
恥ずかしいわ、って言われてしまいそうですが。
字が書ける、ってとても幸せなことやなぁ。
そんな中、
我が家の子ども達の唯一の習い事、
それは習字で
硬筆からでした。
もちろん、鉛筆の持ち方から。
当時3歳だった娘に至っては、
線を引いたり、丸を書いたり
そういうところからでした。
それが今週月曜日。
来月展示会に出展して欲しいから、
お筆持って書いてみようか?
と先生がおっしゃって。
もう子ども達の目はキラキラ✨
私は4歳の娘にはムリなんちゃうかな、と
勝手に思ってしまいましたが、
なんてことない、サラサラ書いてました。
息子に至っては、
アレ?ほんまに初めて書いたの?っていうくらい上手で(親バカ)。
そんな翌日にこのポスター見たから
余計に行きたくなったのかな、と
子ども達に感謝しました!
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